有限会社
ティーエムライフデザイン
総合研究所

リボ払い（正式名：リボルディング払い）で生活が苦しくなる方がいらっしゃいます。

知らずに利用している人もいるのでちょっと危険です。

リボ払いとは複数の借入先があってもまとめて支払いが出来る制度です。

メリットは毎月の支払額が定額になるので支払額の目安が付くことですが、デメリットはかなりありますので下記に述べていきます。



【金利の怖さ】

住宅ローン金利や教育ローン金利は1%前後からせいぜい2%台ですが、リボ払いの金利は10%以上が当たり前です。

金利が高いので総支払額は当然膨らみます。

借りたお金の3~4割の利息を返すことも・・・

預金金利がほぼ0%に近いことを考えますとかなり高い金利ですよね。

 

【借入枠の怖さ】

通常のショッピングローンと異なりますので複数の買い物をしてもカード会社からの毎月の請求額は定額です。

定額って怖いです。

リボ払いに慣れてしまうとついつい気持ちが緩くなって買い物をしてしまう傾向にあります。

カードを複数枚所有して全てのカードでリボ払いに設定するとかなり大きな借入枠を作れてしまいます。

これはリボ地獄へ直行です。

 

【返済期間の怖さ】

常にリボ払いで買い物をしていると今どのくらい借り入れているのか分かりにくくなります。

一番の恐怖はいつまで返済するのか分からないことです。

多くのリボ払い経験者はいつまで支払うのか気にしていません。

今月の支払いが出来れば良いのです。

これは完全に感覚麻痺状態ですね。

 

【信用の低下】

住宅ローンを組む時には現在のクレジット情報や借り入れ状況を申告します。

リボ払いで返済している場合は、金融機関は一括返済をローンの借り入れ条件にすることが多いです。

完済出来れば勿論問題無いのですが、完済出来ない時は泣く泣くマイホーム計画が打ち砕かれてしまうのです。

勿論新規のクレジットカードも作りにくくなります。

 

【まとめ】

もちろんリボ払いを辞めることが最終目標ですが、まずは現在の支払い状況を確認することです。

毎月の明細書確認していますか？

毎月の返済額だけではなく返済項目にもきちんと目を通して過去の利用状況を確認してください。

今後の支払い予定を確認しつつ今後のカード払いは一括払いに設定して借金ダルマにならないことです。

クレジットカードによってはリボ払い専用カードも存在します。

場合によっては解約して通常のクレジットカードだけ保有しましょう。

リボ払いは悪質な借金だと自覚して早く縁を切れるように心がけましょう。