有限会社
ティーエムライフデザイン
総合研究所

家づくりを考える上で必ず必要な検討事項は資金計画（予算）です。

無限にお金を出せる人はいないはずなので早めに把握しておきたいところです。

では実際に無理のない資金計画のために気を付けるべきことは何でしょうか？

 



 

家を建てる際には、多くの人が一生に一度の大きな買い物となります。

そのため、将来破綻しない無理のない資金計画を立てることは非常に重要です。

家づくりを成功させるためには、以下のポイントに注意して資金計画を立てましょう。

 

自己資金の把握

家を建てる前に、手持ちの資金を正確に把握することが必要です。

これには、現在の貯蓄額、運用資産、その他の資産を含みます。

また、緊急時に備えて、半年から1年分の生活費を預貯金として残しておくことが望ましいです。

もし自己資金が「ゼロ」でしたらかなり厳しい資金計画になると思いましょう。

 

総予算の設定

建物の建築費用だけでなく、土地代、諸費用、引越し代、新調する家具や家電などの費用も考慮に入れて総予算を設定します。

一般的には、本体価格が総予算の70～80％、付帯工事費が15～20％、諸費用が5～10％とされています。

建築会社にはかかりそうな費用は全て概算でも見込み金額を入れてもらったほうが良いです。

 

諸費用の把握

一般的には、新築物件の価格の5～10％程度が諸費用としてかかるとされています。

これには、税金、手数料、登記費用などが含まれます。

引っ越し費用や水道納付金等含めるともう少しかかります。

これらの費用は通常、現金で支払う必要があるため、計画に含めることが重要です。

 

住宅ローンの検討

 住宅ローンを利用する場合、返済可能額を把握し、返済負担率を考慮して借入額を決定します。

年収の25％以内を返済可能額とするのが一般的な目安です。

ただし建物の性能などによっては年収の20％以内で設定したり30％以内でも問題ないことも多いです。

 

将来の計画

子どもの教育費や老後の生活費など、将来にかかる費用も考慮に入れて資金計画を立てることが大切です。

状況によっては親の介護費用や同居する可能性など家族構成が変化することも考えておきましょう。

 

まとめ

以上のポイントを踏まえ、家づくりにおける資金計画を慎重に進めることで、安心して理想の家を建てることができるでしょう。

資金計画は家づくりの基礎であり、成功への第一歩です。

計画的に、そして賢く家づくりを進めていきましょう。