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2023年06月19日

住宅ローンの借り換えは検討すべき?

住宅ローン

住宅ローンの借り換えの相談を受ける機会が増えました。

「住宅ローンの借り換え」とは、現在の住宅ローンの金利や返済条件が最近の住宅ローンと比較した時に不利な場合に、他の金融機関に乗り換えて、より有利な条件で返済することです。

 



 

借り換えのメリットは?


住宅ローンの借り換えには、以下のようなメリットがあります。

【返済負担が減る】

金利が下がると、毎月の返済額や支払総額が減る可能性があります。

例えば、5,000万円の住宅ローンを35年間で返済する場合、金利が1.0%だと月々約14万円、総額は約5,900万円ですが、金利が0.5%だと月々約13万円、総額は約5,450万円になります。

金利が0.5%下がるだけで、月々1万円、総額450万円も節約できるということです。

金利の差があればあるほどメリットがあります。

【団信が充実する】

一昔前の団信は「死亡」もしくは「高度障害」になったら住宅ローンが免除になりました。

最近の団信はオプションもしくは標準で「がん」や「3大疾病」になった時に住宅ローンが免除になります。

金利はあまり下がらなくてもオプションが手に入れば保障が充実します。

 

借り換えのデメリットと注意点は?


しかし、住宅ローンの借り換えには、以下のようなデメリットや注意点もあります。

【手数料がかかる】

借り換えには手数料や諸費用がかかる場合があります。

一般的には今ローンを借りている金融機関に早期完済する時の手数料や抵当権を抹消する手数料がかかります。新しくローンを組む金融機関では事務手数料や新しい抵当権の設定費用がかかります。

【借り換えが出来ない】

収入や審査によっては、借り換えができない場合があります。

当初の借入時よりも収入が下がっていたり、転職していると借り換えが難しいケースがあります。また、団信にも新しく加入する為再度健康告知が必要になってきます。

また他の借り入れがあると審査に影響することも。自動車ローンや教育ローンはマイナス要素になります。

【収入が下がった場合】

「収入が減っていても借り換えは可能ですか?」という質問を受けることがありますが、イエスともノーとも言えません。

借り換えをするには、新しい金融機関から審査を受ける必要があります。その際に、収入や勤務先、家族構成、負債状況などがチェックされます。

しかし、収入が減っていても借り換えができる場合もあります。例えば、以下のような場合です。

・収入は減っているが、安定している場合

・収入以外に資産がある場合

・現在の住宅ローンの残高や返済期間が少ない場合

・現在の住宅ローンの金利が高くても支払い遅延がない場合

 

まとめ


このように、借り換えをするかどうかは、自分の収入や負債状況だけでなく、現在の住宅ローンの状況や新しい金融機関の審査基準なども考慮する必要があります。

借り換えをする前には、必ずシミュレーションを行って、メリットとデメリットを比較検討しましょう。
有限会社ティーエムライフデザイン総合研究所

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