有限会社
ティーエムライフデザイン
総合研究所

こんなメッセージを見てしまうと不安になりますよね。ごめんなさい。

今月から住宅ローンの金利が上昇しました。これから住宅ローンを決める方は色々不安になるかもしれません。

上昇率は0.05%～0.1%の上昇のようです。僅かかもしれませんが、借入額が多くなりますと数十万円の返済負担上昇になります。

しかし、個人的な意見としまして、あまり気にしなくて良いと思います。

全ての住宅ローン金利が上がったのではなく固定金利商品の金利が上がったのです。



【住宅ローンの種類は？】

住宅ローン商品は大きく分けますと、「固定金利商品」と「変動金利商品」になります。

「固定金利商品」は借り入れ当初から一定期間借入金利が固定されます。2年～35年、最近ですと50年後までの金利が固定されます。フラット35は固定金利住宅ローンとしては有名ですね。段階的に金利は上昇しますが、金利が確定していますので、返済の不安は少ないかもしれません。ただ、金融機関も数十年に渡ってお金を貸して返済をお願いするので少し高い金利を設定していることが多いです。

では、「変動金利商品」は怖い商品なのでしょうか？

国土交通省のデータを見ても6割くらいの方が変動金利商品を選択していますし、私がご相談させて頂くお客様は7割以上の方が変動金利商品を選択しています。勿論金利上昇リスクはありますので、今後の収入と支出の予測をしながら選択する必要はあります。半年ごとに金利の見直しが入りますし5年毎に毎月の返済額の見直しも行われます。ただ、ここ20年くらいは殆ど金利に変化は無いのです。もちろん各金融機関の金利値引き合戦が盛んなので実際の借入金利は下がってきましたし、固定金利商品との金利差は1%近くになります。

【どっちを選ぶ？】

固定金利商品も変動金利商品もメリットデメリットがありますが、個人的な意見としては、変動金利をメインで考えても良いのかなと思います。勿論きちんとご相談を受けましてご家族状況や収入と支出の今後の予測を行いながら決めていきますが、金利差が1%くらいあることを考慮したり、繰り上げ返済が出来る可能性があるならば変動金利でも良いのかなと思います。

信用出来る人にきちんとご相談してみて下さいね。