有限会社
ティーエムライフデザイン
総合研究所

会社員の方は、この時期に届く「保険料控除証明書」を勤務先に提出して年末調整用に申告することが多いかもしれません。

勤務先が手続きしてくれることによって確定申告する必要はありません。

楽ですよね。

ただし、一定の要件に当てはまった場合には確定申告する必要があります。

支払った税金が戻ってくる制度なので手続きしたほうが良いです。

 



 

確定申告の対象か否か

会社員の方で確定申告するケースです。以下の要件にどれか該当しますか？

・年収が2,000万円を超えた

・年末調整後に家族が増えた

・副業で20万以上利益がある

・2か所以上から収入を得ている

・ふるさと納税や寄付を行った

・住宅ローンを組んだ

・住宅を売却して損をした

・株式や投資信託の売買を行った

・医療費が10万円以上かかった

・生命保険料を払った

・地震保険料を払った

・iDeCoに加入している

・年末調整に間に合わなかった・・・

もし1つでも該当した場合は確定申告したほうがお得になる可能性が高いですね。

上記の全ての項目において送付された書類が必要になります。

失くした方は早めに再発行を依頼しましょう。

 

いつまでに手続きするの？

確定申告は通常は翌年の2月16日から3月15日に行います。

今までは書類を税務署に持ち込んだり郵送したりすることが一般的でしたが、最近は電子化（e-TAX)が利用出来ますので煩わしさは解消されました。

ただし、すでに勤務先で年末調整を済ませている方は「還付申告」に該当します。

確定申告を行う必要がないので期限はかなり緩いです。

翌年の1月1日から5年後の12月3１日までとめちゃくちゃ長いです。たまに数年分をまとめて申告する方もいらっしゃいます。

 

まとめ

ご自身が払った税金を取り戻せる「節税」制度です。

今年に限らず過去に遡って手続きが出来そうだなと思ったら申告しましょうね。