2023年06月20日
退職金で住宅ローン完済しても良い?
住宅ローン
「退職金が支給されました。住宅ローンは先に返済したほうが良いでしょうか?」
定期的に質問を受けます。
このご時世にきちんと退職金が出ることは羨ましいですね。
退職金は一時的に大きな収入になりますが、それをどのように使うかは慎重に考える必要があります。
住宅ローンを先に返済することは、一見するとメリットが多いように見えますが、実際にはデメリットもあります。今回は、住宅ローンを先に返済することのメリットとデメリットを紹介します。
住宅ローンを先に返済することのメリットは、主に以下の2つです。
・金利負担が減る
・家計の収支が良くなる
・資産価値が高まる
【金利負担が減る】
金利負担が減るというのは、住宅ローンの残高が減ることで、毎月支払う金利も減るということです。住宅ローンの金利は、長期的に見ると数百万円にもなります。その金利を少しでも減らすことができれば、将来的に節約できるお金が増えます。
【家計の収支が良くなる】
住宅ローン返済が無くなるので、家計の支出が減ります。
特に年金生活が始まりますと、多くのケースでは住宅ローンや賃貸の支払いが家計の収支を圧迫させるのです。
すごく健全な家計になります。
【資産価値が高まる】
資産価値が高まるというのは、住宅ローンを完済することで、自分の持ち家の価値が増すということです。
持ち家は自分の資産ですが、それに対して住宅ローンがある場合は、その分だけ負債もあります。その負債をなくすことで、持ち家を売却する場合や相続する場合に有利になります。
住宅ローンを先に返済することのデメリットは、主に以下の3つです。
・手元の現金が減る
・他の投資機会を逃す
・生命保険が無くなる
【手元の現金が減る】
手元の現金が減るというのは、退職金を一括で住宅ローンに充てることで、自由に使えるお金が少なくなるということです。
退職後は収入が減る可能性が高いため、生活費や医療費などの必要経費に備えておくことが大切です。また、趣味や旅行などの楽しみにもお金が必要です。
退職金をすべて住宅ローンに使ってしまうと、不安が広がることを念頭に入れてください。
【他の投資機会を逃す】
他の投資機会を逃すというのは、退職金を住宅ローンに使うことで、他の有望な投資先にお金を回せなくなるということです。
住宅ローンの金利は、現在は非常に低い水準です。一方、株式や不動産などの投資商品は、長期的に見ると高いリターンを期待できます。
退職金をそうした投資商品に使うことで、将来的により多くの収入を得ることができる可能性があります。
【生命保険が無くなる】
住宅ローンには団信が付加されていることが多いです。
団信はローン契約者が死亡や高度障害になった時に支払いが免除となります。住宅ローンを完済しますとこの保険も無くなります。
年齢とともに生命保険に加入しにくいケースもありますし、新規で生命保険に加入しますと保険料が高いことも。
持病を抱えていたり健康不安な方は慎重に取り扱ってほしいです。
退職金が支給された場合、住宅ローンを先に返済することはメリットもありますが、デメリットもあります。
自分のライフスタイルや目標に合わせて、最適な選択をすることが大切です。
住宅ローンの返済方法や計画については、専門家に相談することもおすすめします。
定期的に質問を受けます。
このご時世にきちんと退職金が出ることは羨ましいですね。
退職金は一時的に大きな収入になりますが、それをどのように使うかは慎重に考える必要があります。
住宅ローンを先に返済することは、一見するとメリットが多いように見えますが、実際にはデメリットもあります。今回は、住宅ローンを先に返済することのメリットとデメリットを紹介します。
住宅ローンを先に返済することのメリット
住宅ローンを先に返済することのメリットは、主に以下の2つです。
・金利負担が減る
・家計の収支が良くなる
・資産価値が高まる
【金利負担が減る】
金利負担が減るというのは、住宅ローンの残高が減ることで、毎月支払う金利も減るということです。住宅ローンの金利は、長期的に見ると数百万円にもなります。その金利を少しでも減らすことができれば、将来的に節約できるお金が増えます。
【家計の収支が良くなる】
住宅ローン返済が無くなるので、家計の支出が減ります。
特に年金生活が始まりますと、多くのケースでは住宅ローンや賃貸の支払いが家計の収支を圧迫させるのです。
すごく健全な家計になります。
【資産価値が高まる】
資産価値が高まるというのは、住宅ローンを完済することで、自分の持ち家の価値が増すということです。
持ち家は自分の資産ですが、それに対して住宅ローンがある場合は、その分だけ負債もあります。その負債をなくすことで、持ち家を売却する場合や相続する場合に有利になります。
住宅ローンを先に返済することのデメリット
住宅ローンを先に返済することのデメリットは、主に以下の3つです。
・手元の現金が減る
・他の投資機会を逃す
・生命保険が無くなる
【手元の現金が減る】
手元の現金が減るというのは、退職金を一括で住宅ローンに充てることで、自由に使えるお金が少なくなるということです。
退職後は収入が減る可能性が高いため、生活費や医療費などの必要経費に備えておくことが大切です。また、趣味や旅行などの楽しみにもお金が必要です。
退職金をすべて住宅ローンに使ってしまうと、不安が広がることを念頭に入れてください。
【他の投資機会を逃す】
他の投資機会を逃すというのは、退職金を住宅ローンに使うことで、他の有望な投資先にお金を回せなくなるということです。
住宅ローンの金利は、現在は非常に低い水準です。一方、株式や不動産などの投資商品は、長期的に見ると高いリターンを期待できます。
退職金をそうした投資商品に使うことで、将来的により多くの収入を得ることができる可能性があります。
【生命保険が無くなる】
住宅ローンには団信が付加されていることが多いです。
団信はローン契約者が死亡や高度障害になった時に支払いが免除となります。住宅ローンを完済しますとこの保険も無くなります。
年齢とともに生命保険に加入しにくいケースもありますし、新規で生命保険に加入しますと保険料が高いことも。
持病を抱えていたり健康不安な方は慎重に取り扱ってほしいです。
まとめ
退職金が支給された場合、住宅ローンを先に返済することはメリットもありますが、デメリットもあります。
自分のライフスタイルや目標に合わせて、最適な選択をすることが大切です。
住宅ローンの返済方法や計画については、専門家に相談することもおすすめします。
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