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2023年06月16日

会社の持ち株制度は利用したほうが良い?

積立・運用

「勤務先に持ち株制度があります。加入するメリットとデメリットが知りたいです。また退職する時には持ち株はどのような扱いになるのでしょうか?」

このような質問を持つ方は多いと思います。

持ち株制度とは、従業員が自社の株式をお得な価格で購入できる制度のことです。持ち株制度に加入することで、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか?そして、退職する時には持ち株はどうなるのでしょうか?

今回は、持ち株制度について詳しく解説します。

 



 

メリットは?


まず、持ち株制度に加入するメリットについて見ていきましょう。

持ち株制度に加入するメリットは主に以下の3つです。

1. 株価上昇による資産増加

持ち株制度では、自社の株式を市場価格よりも安く購入できます。そのため、株価が上昇すれば、その差額分だけ資産が増加します。

例えば、市場価格が1000円の株式を800円で購入できたとします。その後、株価が1200円に上昇したら、1株あたり400円の利益が出ます。これは、普通に市場で株式を購入した場合よりも高い利回りです。

2. 配当金の受取

持ち株制度では、自社の株主として配当金を受け取ることができます。

配当金とは、会社が利益を出した場合に、その一部を株主に分配する金額のことです。配当金は、通常は年2回(中間・期末)支払われます。配当金の額は、会社の業績や方針によって異なりますが、一般的には数円から数十円程度です。配当金は、定期的に受け取れる収入源となります。

3. 愛社精神の向上

持ち株制度では、自社の一部を所有することになります。そのため、会社の業績や経営方針に対して関心や責任感が高まります。

また、会社の成長や成功を自分のものとして感じることができます。これは、会社への帰属意識やモチベーションを向上させる効果があります。

 

デメリットは?


次に、持ち株制度に加入するデメリットについて見ていきましょう。

持ち株制度に加入するデメリットは主に以下の2つです。

1. 株価下落による資産減少

持ち株制度では、自社の株式を市場価格よりも安く購入できますが、逆に株価が下落すれば、その差額分だけ資産が減少します。

例えば、市場価格が1000円の株式を800円で購入できたとします。その後、株価が600円に下落したら、1株あたり200円の損失が出ます。これは、普通に市場で株式を購入した場合よりも大きな損失です。

2. 資産の分散化の阻害

持ち株制度では、自社の株式を購入することになりますが、これは資産の分散化を阻害することになります。資産の分散化とは、リスクを低減するために、様々な種類や業種の資産に投資することです。

例えば、株式だけでなく、債券や不動産などにも投資することで、一部の資産が下落しても、他の資産が上昇する可能性があります。しかし、持ち株制度では、自社の株式に偏って投資することになります。そのため、自社の業績が悪化した場合に、大きなダメージを受ける可能性があります。

すべての貯蓄を持ち株制度に預けることは避けることをお勧めします。

 

退職したらどうなるの?


最後に、退職する時には持ち株はどうなるのでしょうか?

まず、保有していた株式数によって対応が異なります。

株式市場で将来売却できる株式数を保有していると「単位株」となり、下記の2つから選択出来ます。

1. 売却する

退職する時には持ち株を売却することができます。「単位株」というまとまった株数を保有してたら、市場価格で売ることができますが、売却手数料や税金がかかります。また、売却時点の株価によっては、損失を出す可能性もあります。

2. 保有する

退職する時には持ち株を保有し続けることもできます。保有する場合は、株主総会に参加することも出来ますし、配当金を受け取り続けることができますが、株価の変動によっては、資産が減少する可能性もあります。

もし「単位株」に満たない場合は、下記のような手続きを行います。

1.時価で売却して現金で精算する。

2.単元株に満たない部分について退職者が臨時に金額を拠出し、単元株にして退職者の名義に書き換えて、証券会社等に口座を作って預け入れる。

 

まとめ


以上が、持ち株制度についての解説です。

持ち株制度に加入するかどうかは、自分の目的やリスク許容度によって異なります。もちろん愛社精神を持ち続けるために加入することは大事です。会社で出世する為にはある程度持ち株が必要になります。

持ち株制度についてよく理解し、メリットとデメリットを比較検討してから決めましょう。
有限会社ティーエムライフデザイン総合研究所

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