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2022年12月07日

住宅ローンの「3大疾病」は実は古いです!

住宅ローン

日々ご相談頂く住宅ローンです。

「変動金利」か「固定金利」のどちらを選べば良いかという御相談はやはり多いです。

最近増えてきたのは「がん診断」や「3大疾病」「8大疾病」になった場合の支払い免除を付けたほうが良いのかどうかのご相談です。

結論から申し上げますと、個人的には付加はお勧めしませんが、ご自身のカラダが将来とっても心配でしたら付けたら良いと思います。



 

【お勧めしない理由】


え?そんな感じなんですか?と言われますが、私なりの考え方は下記のポイントに基づいております。

1.住宅ローンの3大疾病はイマドキではない

2.ローン免除要件が厳しい

3.住宅ローンの3大疾病免除要件はローン返済後に発生することが多い

※個人的な意見です

ハウスメーカーの営業マンや銀行の担当者は付加することをお勧めします。

勿論付加したほうが安心ですが、ただではありません。

多くの住宅ローンでは通常よりも金利が0.2~0.3%高くなったり別途保険料として払うことになります。

 

【2つの3大疾病】


特に住宅ローンの「3大疾病」の定義は保険会社の定義と異なりますから気を付けてください。

住宅ローンの「3大疾病」

・悪性のがん

・急性心筋梗塞

・脳卒中

昔からよく聞きますが、実は今となってはちょっと古いのです。

ではイマドキはどんな内容なのか?

民間の保険会社の「3大疾病」

・上皮内がん含めたがん

・急性心筋梗塞含めた心疾患

・脳卒中含めた脳血管疾患

ん~似て非なる内容です。

これはきちんと内容を確認したほうが良いですね。

3大疾病のどの内容も対象範囲がグンと広がってます。

詳しく知りたい方はお問い合わせください。



また、住宅ローンの免除要件では下記のようなケースが多いです。

・悪性のがんと診断後

・急性心筋梗塞や脳卒中と診断を受けて60~180日経過後免除

※住宅ローン商品ごとにかなり異なる

商品によっては上記の病気になり就労不老状態が180日や1年経過してから免除になると記載があります。

免除になるまで待機期間が長過ぎですよね。

民間の保険会社ですと下記のケースが増えました。

・上皮内がんと診断されたら給付

・心疾患や脳血管疾患で入院や手術になったら給付

※保険商品ごとにかなり異なる

住宅ローンを払っている途中に大病したら安心とはならないのです。

特に若い方は大病した場合進行が早いと死に至ります。

もし早期発見ならばローン免除要件にならずに社会復帰していることが多いのです。

 

住宅ローンを頑張って繰り上げ返済するケースも多いでしょう。

住宅ローンの3大疾病はローンに付加されていますからローン完済後は保障としてはゼロになります。

年齢と共に病気のリスクは高くなりますから繰り上げ返済は支払いリスク軽減にも繋がります。

病気しがちでしたら繰り上げ返済しない方が良いかもしれませんね。

 

【考え方】


上記の内容から私はいつも下記のようにご案内しております。

住宅ローンの3大疾病は、病気が進行して悪化した場合は効果があります。

民間の3大疾病は早期発見し期治療を行う為の手段となります。

いつ病気になるか分かりませんが、ご自身の健康診断の受診間隔や貯蓄状況、家計状況を踏まえてご検討ください。
有限会社ティーエムライフデザイン総合研究所

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