NEWSニュース

2022年11月29日

変動金利は将来上がるの?

住宅ローン

超低金利と言われながらも「上がるぞー!!」と言われ続けている変動金利。

ホントに上がるのでしょうか?

 



 

【今後も低金利は続くの?】

ここ最近はTVでも「住宅ローン金利上昇」のニュースが取り上げられています。

しかしよく見てみると、上昇しているのは「固定金利」だけで実は「変動金利」は上昇しておりません。

「固定金利」は10年物国債利回り(長期金利)が基準となります。

ここ最近はアメリカ等の政策金利と言われる長期金利が上昇した影響で日本の長期金利も上昇しました。

「変動金利」は日本銀行の政策金利と連動してます。

将来日本の景気がぐんぐん良くなってくると金利も上昇する可能性がありますが、しばらくは無いように思います。

 

【どっちを選ぶ人が多いの?】

住宅金融支援機構の2022年4月調査によりますと、7割以上の方が変動金利を選択しているようですね。

ここ数年で変動金利を選ぶ方の割合は増えてます。

金融機関の変動金利も数年前は0.5%前後が最低金利でしたが、最近では0.3%を下回るケースも出てきました。

総返済額もかなり抑えられますし、住宅ローン減税や団体信用生命保険を考慮しますと実質無金利状態に近いでしょう。

 

【返済額は毎月変動なの?】

変動金利を選択した場合ですが、金利自体は半年ごとに見直されます。

しかし、毎月のローン返済額は金利の変動に関わらず5年間は一定となります。

もし5年間金利が上昇し続けたら、次の5年間は今までよりも返済額は増えます。

金利が一定でしたら次の5年間も同一となります。

 

【急激に金利上昇したら払えないかも!】

仮に金利がどんどん上昇してしまっても、変動金利の返済額は直近の返済額の「1.25倍」までとするルールが多くの金融機関にあります。

元々月々100,000円返済していた場合は、次はどんなに返済額が増えても125,000円までとなります。

ただし、一部の金融機関には1.25倍までのルールは存在しませんので不安な方は事前に確認しておきましょう。

 

【不安だらけになってきたら?】

まずは繰り上げ返済を積極的に行うしかありません。

返済期間を短くする「期間短縮型」か、毎月の返済額を下げる「返済額圧縮型」を選択して将来の負担を減らし不安を軽減させましょう。

もしどうしようもなく返済困難に陥りそうな時は早めに金融機関に相談してください。

コロナ禍で相談された方も多かったようですし、きちんと事情を話せば新しい返済計画を立ててくれます。

 

【まとめ】

住宅ローンの金利が確定するのは融資実行時になります。

住宅完成が1年後の場合、1年後の金利を選択しなければなりません。

早めに住まい計画を進めて安心出来る返済計画を手に入れましょう。

 

 
有限会社ティーエムライフデザイン総合研究所

CONTACT

お問い合わせ

ご予約・お問い合わせはこちら

お問い合わせフォーム

お電話でのお問い合わせはこちら

03-6264-7682

こちらもご覧ください

housemarriage