2022年08月28日
団信のオプションは必要かな?
住宅ローン 保険
住宅ローン加入時に「団体信用生命保険」は原則加入になります。
ローンが免除になる要件として、ローン契約者が死亡もしくは高度障害状態になった場合に適用されます。
ではオプションとして提案を受ける3大疾病等の特約は加入したほうがお得でしょうか?
【オプションの種類は?】
住宅ローンの種類により特約の種類も異なります。
一般的に多いのは「がん保障特約」や「3大疾病保障特約」「7大疾病保障特約」「全疾病保障特約」などがあります。
「がん保障特約」の場合ですが、「がん(悪性新生物)」になった場合にローンの支払が免除になるケースが殆どです。
御打合せをしていると、全てのがんが対象になっていると誤解されることもあります。
いわゆる「上皮内癌」はローン免除の対象外になりますのでご注意ください。
「3大疾病保障特約」は「がん(悪性新生物)、急性心筋梗塞、脳卒中」になった場合にローンの支払が免除になります。
ただし、住宅ローンの種類により免除要件が異なりますのでよく確認しましょう。
特に急性心筋梗塞と脳卒中になった場合ですが、診断されてもローン免除にはならず、診断確定後の病状が何日間続いたかで決まります。
通常は病状が60日や180日継続した場合に免除になることが多いです。
「全疾病保障特約」と謡っているケースでは上記の3大疾病のローン免除要件よりも厳しい事が多いです。
所定の病状が1年継続した場合にローン免除になることも。
商品によっては45歳や50歳までと加入年齢制限もありますので確認が必要です。
【オプションの保険料はいくら?】
金融機関により異なりますが、がん保障特約を付加すると0.2%金利に上乗せ、3大疾病特約を付加すると0.3%金利に上乗せすることが多いですが、金融機関によっては年齢ごとに保険料として請求するケースもあります。
一部の金融機関では「全疾病保障特約」を無料で付加してます。
最近では銀行のキャンペーンで特約の金利の引き下げや無料で付加出来ることも多く選択肢が多くなりますね。
【加入したほうが良いの?】
せっかく金利を引き下げたのにオプションを付けると金利が上がりますよね。
大病した時には恩恵を十分受けられるのでもちろんメリットはあります。
ただ、デメリットとして考えられるのは下記の2点です。
・ローン免除要件が厳しい
がんは悪性新生物のみ対象で急性心筋梗塞と脳卒中は所定の状態が継続しないと免除にならない
・繰上返済すると発症リスクが減る
統計上は大病のリスクは年を重ねてから高くなるので、繰り上げ返済を多用して早期完済すれば不要かも。
ご相談頂くお客様でもこの特約を付加する方はあまりいらっしゃらないです。
【結局どうすれば良いの?】
まずは無料で付加してもらえる場合は有難く恩恵を受けましょう。
その上で、現在加入中の生命保険と照らし合わせながら加入を検討してください。
今どきの生命保険は病状が悪化する前に支払われる商品が多く存在します。
個人的な意見としては、健康診断を定期的に受けている20代~30代の方は加入しなくて良いかなと思っています。
体に異変があり早期発見され早期治療しますと、住宅ローンの免除要件に該当しません。
40代以降の方で住宅ローンを80歳まで返済していく予定の自営業の方で定期健康診断もあまり受けていない場合は付加しても良いのかなと思うくらいです。
保障内容をじっくり比較検討していきましょう。
ローンが免除になる要件として、ローン契約者が死亡もしくは高度障害状態になった場合に適用されます。
ではオプションとして提案を受ける3大疾病等の特約は加入したほうがお得でしょうか?
【オプションの種類は?】
住宅ローンの種類により特約の種類も異なります。
一般的に多いのは「がん保障特約」や「3大疾病保障特約」「7大疾病保障特約」「全疾病保障特約」などがあります。
「がん保障特約」の場合ですが、「がん(悪性新生物)」になった場合にローンの支払が免除になるケースが殆どです。
御打合せをしていると、全てのがんが対象になっていると誤解されることもあります。
いわゆる「上皮内癌」はローン免除の対象外になりますのでご注意ください。
「3大疾病保障特約」は「がん(悪性新生物)、急性心筋梗塞、脳卒中」になった場合にローンの支払が免除になります。
ただし、住宅ローンの種類により免除要件が異なりますのでよく確認しましょう。
特に急性心筋梗塞と脳卒中になった場合ですが、診断されてもローン免除にはならず、診断確定後の病状が何日間続いたかで決まります。
通常は病状が60日や180日継続した場合に免除になることが多いです。
「全疾病保障特約」と謡っているケースでは上記の3大疾病のローン免除要件よりも厳しい事が多いです。
所定の病状が1年継続した場合にローン免除になることも。
商品によっては45歳や50歳までと加入年齢制限もありますので確認が必要です。
【オプションの保険料はいくら?】
金融機関により異なりますが、がん保障特約を付加すると0.2%金利に上乗せ、3大疾病特約を付加すると0.3%金利に上乗せすることが多いですが、金融機関によっては年齢ごとに保険料として請求するケースもあります。
一部の金融機関では「全疾病保障特約」を無料で付加してます。
最近では銀行のキャンペーンで特約の金利の引き下げや無料で付加出来ることも多く選択肢が多くなりますね。
【加入したほうが良いの?】
せっかく金利を引き下げたのにオプションを付けると金利が上がりますよね。
大病した時には恩恵を十分受けられるのでもちろんメリットはあります。
ただ、デメリットとして考えられるのは下記の2点です。
・ローン免除要件が厳しい
がんは悪性新生物のみ対象で急性心筋梗塞と脳卒中は所定の状態が継続しないと免除にならない
・繰上返済すると発症リスクが減る
統計上は大病のリスクは年を重ねてから高くなるので、繰り上げ返済を多用して早期完済すれば不要かも。
ご相談頂くお客様でもこの特約を付加する方はあまりいらっしゃらないです。
【結局どうすれば良いの?】
まずは無料で付加してもらえる場合は有難く恩恵を受けましょう。
その上で、現在加入中の生命保険と照らし合わせながら加入を検討してください。
今どきの生命保険は病状が悪化する前に支払われる商品が多く存在します。
個人的な意見としては、健康診断を定期的に受けている20代~30代の方は加入しなくて良いかなと思っています。
体に異変があり早期発見され早期治療しますと、住宅ローンの免除要件に該当しません。
40代以降の方で住宅ローンを80歳まで返済していく予定の自営業の方で定期健康診断もあまり受けていない場合は付加しても良いのかなと思うくらいです。
保障内容をじっくり比較検討していきましょう。
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