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2022年08月27日

住宅ローンの手数料は幾らかかるの?

住宅ローン

住宅ローンの比較の1つに「手数料」があります。

通常ローン借り入れ時に発生する手数料は以下の通りです。

・事務手数料

・保証料

・団体信用生命保険料

・契約書印紙代

特に金額が大きくなりがちなのは、「事務手数料」と「保証料」です。

住宅ローンではどちらかを支払うことが殆どです。

実際にどちらを利用したほうが良いのでしょうか?



【事務手数料型商品】

「事務手数料」は借入金額に対して支払う手数料となります。

低いケースでは借入金額の1.1%もありますが、多くの金融機関では借入金額の2.2%になります。

1,000万円の借り入れで22万円、3,000万円で66万円ですから安くはないですね。

この手数料を支払うことで金利を優遇してるローン商品は多く見られます。

ネット銀行は「事務手数料型」商品が殆どです。

デメリットは借入金額に対して支払いますので借入期間が短い場合や将来繰り上げ返済しても支払った手数料は戻ってこないこと。

銀行によっては「事務手数料」は数万円に設定して金利をあまり優遇しないケースも。

【保証料型商品】

「保証料」は大きく分けますと、最初にまとまった金額を支払うケースと借入金利に0.2%上乗せされて支払うケースがあります。

最初にまとめて支払う場合ですが、借入金額と借入期間を元に契約者ごとに設定されます。

35年で借り入れた場合は、借入金額の2.06%前後が多いようです。

メリットはですが、将来繰り上げ返済を行い早期完済しますと、保証料の一部が返金されますので、「事務手数料」と比較して同額ならば「保証料」を払う方がお得かもしれません。

デメリットは、ローン契約者によっては保証料が高くなることです。

事前審査で金融機関から連絡がありますので確認しておきましょう。

主な金融機関の手数料状況です。

・住信SBI銀行、じぶん銀行、paypay銀行

「借入金額×2.2%(税込)」

・ソニー銀行

「通常金利の場合、4.4万円(税込)」か「金利優遇商品の場合、借入金額×2.2%(税込)」

・新生銀行

「通常金利の場合、5.5万円(税込)」か「金利優遇商品の場合、借入金額×2.2%(税込)」

・イオン銀行

「借入金額×2.2%(税込)」か「11万円(税込)を払った上で借入金利に0.2%上乗せ」

・三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、りそな銀行、三井住友信託銀行

「手数料型の場合、借入金額×2.2%(税込)」

「保証型の場合、借入金額×2.06%+3.3万円(税込)もしくは借入金利に0.2%上乗せ」

・楽天銀行

一律33万円(税込)

【結局どれが良いの?】

これはよく聞かれますが、どれが一番良いか分かりません。

同じ金融機関でも事務手数料型商品と保証料型商品が混在しています。

比較すべき項目は諸経費を含めた住宅ローンの総返済額になります。金利によっても優劣は変わるでしょうし、繰り上げ返済の時期や頻度によっても優劣は変わるかもしれません。

まずは住宅ローンをどのように返済していくかライフプランに照らし合わせてじっくり検討してみて下さい。

 
有限会社ティーエムライフデザイン総合研究所

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