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2021年11月03日

ふるさと納税パート2

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11月に入りふるさと納税を始めた方も増えてきました。

弊社に問い合わせもチラホラ・・・

以前ご案内しましたが、ふるさと納税のサイトを見ますと寄付金控除「ふるさと納税の本来の目的」の仕組みは分かりますし、幾らまで寄付して良いのかも収入や扶養している家族構成と年齢を入力しますと上限金額が出てきます。

一般的にはその数字通りで良いのですが、今年住宅を購入して住宅ローンを組んだ方は注意が必要です。



ふるさと納税の仕組みとして、通常は確定申告を行い「所得税」と「住民税」が減税されます。

確定申告の手続きが面倒な方は「ワンストップ納税」という制度を利用することが出来ます。これは、確定申告を行わずに翌年度の住民税のみ減税してくれる制度です。とっても簡単です。

それなら手続きが楽だということでワンストップ納税制度を利用したいと思っても、住宅ローン控除制度を利用する場合、必ず最初は確定申告する必要があります。これは決まりなのです。つまりワンストップ納税制度が使えないのです。

「確定申告する=ワンストップ制度無効」

ということは、ふるさと納税で所得税が減税になり、住宅ローン控除で所得税が減税になります。

別に良さそうな気はしますが、注意点として、源泉徴収税額と住宅ローン控除の控除金額を計算した場合、既に所得税を全額控除されていますと、ふるさと納税の控除が出来なくなります。つまりただの寄付になるかもしれないということです。

源泉徴収税が分かるのは年末もしくは翌年になることもありますので、1年だけ慎重に寄付を行ってください。

 

 
有限会社ティーエムライフデザイン総合研究所

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