2021年09月08日
住宅ローンは、「固定金利」OR「変動金利」?
住まいづくり 住宅ローン
住宅ローンの金利を選ぶ時、よく質問を受けますが、実際「固定金利」と「変動金利」のどっちが良いのでしょうか?「固定金利」は固定だから安心?、「変動金利」は変動するから不安?まだまだこのようなお話が出ます。まずはそれぞれの金利の特徴を確認してから自分たちに適した金利を選択していきましょう。
金利の種類
大きく分けますと3種類になります。
「固定金利」「変動金利」「固定期間選択金利」になります。
それぞれの特徴は、下記の通りです。
固定金利は、借入開始から完済時まで一定の金利で返済していきます。
分かりやすいところでは「フラット35」が該当します。現状では1%~1.5%の金利が多いです。
変動金利は、半年ごとの金利の見直しを繰り返しながら返済していきます。
今現在は3つの金利の中で一番低い金利水準になっています。現状では0.3%台からの商品もあります。
固定期間選択金利は、借入開始から決められた期間は一定の金利で返済を行い、期間終了後に再度金利を設定して返済していきます。
「3年固定」や「10年固定」という住宅ローンがこちらに該当します。
違いは何となく分かるような気もしますが、住宅金融支援機構の住宅ローン利用者の実態調査(2021年4月)によりますと、実際にローンを組んだ人はどの金利を選んでいたかというと・・・
「固定金利」約2割
「変動金利」約7割
「固定期間選択金利」約1割
との結果でした。「変動金利」を選択する方が年々増えてきているようですね。
メリットとデメリット
では、それぞれのメリットとデメリットはどんな点でしょうか?
「固定金利」
メリット ・返済計画を立てやすい
デメリット ・金利水準が高い
「変動金利」
メリット ・金利水準が低い
デメリット ・景気が良くなると金利が上昇しやすい
「固定期間選択金利」
メリット ・一定期間返済計画が立てやすい
デメリット ・固定期間終了後の金利が変動する
今後の金利傾向は?
それぞれ金利が上がるのか下がるのかは誰にも分かりません。
金利の決まり方をシンプルに申し上げると、固定金利は「世界の景気」、変動金利は「国内の景気」に連動していると言えます。
固定金利は、世界の景気に連動してきますので毎月金利も変動してますし予測もまったく出来ません。ここ10年でも金利は0.5%上下しています。
変動金利は、国内の景気に連動してますので少しは予想出来そうです。実際に変動金利はバブル崩壊後約20年間ほとんど上下してません。今後の日本の景気も大幅に上昇することは個人的には考えにくいのでしばらくは今の水準が続くと思います。
選ぶポイント
今後のご家族のライフプランに照らし合わせてみて金利を選択することが一番大切です。30年から50年かけて返済していきますから無理のない返済計画を立てることが重要です。
途中で繰り上げ返済する見込みが無い場合は固定金利を選択したほうが安心でしょうし、御子様の独立後や退職金等まとまったお金で一気に返済出来そうな方は固定期間選択金利を選んでも良いでしょう。もしくはご夫婦共働きでどんどん繰り上げ返済出来そうな方は変動金利を選んでも問題無さそうです。
実際に金利が確定するのは住宅ローンの申し込み時期ではなく実行時期になります(一部の銀行では申し込み時期で確定します)。住宅完成時期を踏まえつつローン金利がどうなっていくのか専門家の意見も聞きながら住まいづくりを進めていきましょう。
金利の種類
大きく分けますと3種類になります。
「固定金利」「変動金利」「固定期間選択金利」になります。
それぞれの特徴は、下記の通りです。
固定金利は、借入開始から完済時まで一定の金利で返済していきます。
分かりやすいところでは「フラット35」が該当します。現状では1%~1.5%の金利が多いです。
変動金利は、半年ごとの金利の見直しを繰り返しながら返済していきます。
今現在は3つの金利の中で一番低い金利水準になっています。現状では0.3%台からの商品もあります。
固定期間選択金利は、借入開始から決められた期間は一定の金利で返済を行い、期間終了後に再度金利を設定して返済していきます。
「3年固定」や「10年固定」という住宅ローンがこちらに該当します。
違いは何となく分かるような気もしますが、住宅金融支援機構の住宅ローン利用者の実態調査(2021年4月)によりますと、実際にローンを組んだ人はどの金利を選んでいたかというと・・・
「固定金利」約2割
「変動金利」約7割
「固定期間選択金利」約1割
との結果でした。「変動金利」を選択する方が年々増えてきているようですね。
メリットとデメリット
では、それぞれのメリットとデメリットはどんな点でしょうか?
「固定金利」
メリット ・返済計画を立てやすい
デメリット ・金利水準が高い
「変動金利」
メリット ・金利水準が低い
デメリット ・景気が良くなると金利が上昇しやすい
「固定期間選択金利」
メリット ・一定期間返済計画が立てやすい
デメリット ・固定期間終了後の金利が変動する
今後の金利傾向は?
それぞれ金利が上がるのか下がるのかは誰にも分かりません。
金利の決まり方をシンプルに申し上げると、固定金利は「世界の景気」、変動金利は「国内の景気」に連動していると言えます。
固定金利は、世界の景気に連動してきますので毎月金利も変動してますし予測もまったく出来ません。ここ10年でも金利は0.5%上下しています。
変動金利は、国内の景気に連動してますので少しは予想出来そうです。実際に変動金利はバブル崩壊後約20年間ほとんど上下してません。今後の日本の景気も大幅に上昇することは個人的には考えにくいのでしばらくは今の水準が続くと思います。
選ぶポイント
今後のご家族のライフプランに照らし合わせてみて金利を選択することが一番大切です。30年から50年かけて返済していきますから無理のない返済計画を立てることが重要です。
途中で繰り上げ返済する見込みが無い場合は固定金利を選択したほうが安心でしょうし、御子様の独立後や退職金等まとまったお金で一気に返済出来そうな方は固定期間選択金利を選んでも良いでしょう。もしくはご夫婦共働きでどんどん繰り上げ返済出来そうな方は変動金利を選んでも問題無さそうです。
実際に金利が確定するのは住宅ローンの申し込み時期ではなく実行時期になります(一部の銀行では申し込み時期で確定します)。住宅完成時期を踏まえつつローン金利がどうなっていくのか専門家の意見も聞きながら住まいづくりを進めていきましょう。
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