2024年10月13日
個人向け国債の人気が再燃する理由と購入時の注意点
積立・運用
金利上昇のニュースと共に「個人向け国債」が再び注目を集めています。
その背景と購入する上での注意点を見ていきましょう。
個人向け国債が再び人気を集める理由
1.金利上昇の影響
過去数年、低金利が続いていましたが、近年は金利が上昇傾向にあります。個人向け国債も例外ではなく、特に変動金利型の「変動10年」は、半年ごとに利率が見直されるため、金利上昇局面では魅力的な選択肢となります。
預金金利が低い状況下では、より高い利回りを期待できる個人向け国債に資金が流れやすくなります。
2.安全性への意識の高まり
株式市場の変動が大きくなったり、新たな金融商品が登場したりする中で、安全性重視の投資家が増えています。
個人向け国債は、国が発行する債券であり、元本割れの心配が少ないため、安定した運用をしたいと考えている人にとっては安心感があります。
3.情報発信の充実
財務省をはじめ、金融機関やメディアが、個人向け国債に関する情報を積極的に発信しています。
これにより、個人向け国債の仕組みやメリットが広く知られるようになり、投資の選択肢として検討する人が増えています。
購入する上で気を付けるべきこと
個人向け国債は安全性が高い商品ですが、購入する際にはいくつかの点に注意が必要です。
1.金利の種類と満期
個人向け国債には、固定金利型と変動金利型があります。固定金利型は利率が変わらないため、将来の金利変動リスクを避けたい人に適しています。
変動金利型は、金利上昇局面で有利ですが、金利が下落する可能性も考慮する必要があります。
また、満期も3年、5年、10年の3種類から選ぶことができます。それぞれの満期によって、金利や中途換金時の条件が異なります。
2.中途換金
個人向け国債は、原則として満期まで保有する必要がありますが、1年経過後から中途換金が可能です。
ただし、中途換金時には、経過利子相当額から中途換金調整額が差し引かれるため、損失が出る可能性があります。
中途換金をする場合は、事前に金融機関でシミュレーションを行うことをおすすめします。
3.税金
個人向け国債で得られる利息には、20.315%の源泉徴収が行われます。確定申告を行うことで、一部が還付される場合があります。
4.他の金融商品との比較
個人向け国債は、定期預金や株式など、他の金融商品との比較検討が必要です。
それぞれの商品の特徴やリスクを理解し、自身の投資目標やリスク許容度に合わせて最適な商品を選ぶことが重要です。
下記に目安を付けました。参考にしてください。
日常生活資金→普通預金
緊急予備資金→普通預金や証券会社の総合口座
10年後に使用する資金→国債や外貨預金(一括預け)
10年以降先に使用する資金→株式や投資信託
まとめ
個人向け国債は、安全性と利回りを両立させたい人にとっては魅力的な投資商品です。しかし、購入する際には、金利の種類や満期、中途換金、税金など、様々な要素を考慮する必要があります。
金融機関の窓口やホームページで、より詳細な情報を確認し、専門家にご相談ください。
【ポイント】
・金利上昇局面では、変動金利型が有利
・安全性重視なら、固定金利型
・中途換金は、損失が出る可能性がある
・他の金融商品との比較検討が重要
【関連情報】
財務省: https://www.mof.go.jp/jgbs/individual/kojinmuke/main/guide/
上記情報を参考に、ご自身の投資戦略に合った判断をしてください。
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