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2024年08月22日

土地は形や方角によってもコストに差が出る?

住まいづくり

家づくりを始めるにあたり、土地選びは非常に重要なプロセスです。

土地の形状や方角は、コストだけでなく、将来の住まいの快適性や資産価値にも大きな影響を与えます。

今回は、土地の形状と方角がコストに与える影響について詳しく解説します。

 



 

土地の形状


まず、土地の形状に注目しましょう。一般的に、正方形や長方形のような規則的な形状の土地は、建築計画を立てやすく、無駄なスペースが少ないため、人気があります。

これらの土地は、利用効率が高く、建築コストを抑えることができるため、価格も高めに設定される傾向があります。

一方で、不規則な形状の土地や旗竿地(細長いアクセス道路が付いた土地)は、設計の自由度が制限されることが多く、建築コストが高くなる可能性があります。

また土地の形状と共に道路幅なども本当は考慮に入れたいところです。土地の形状がどんなに良くても前面道路が狭いと自家用車の出し入れにも影響が出ます。

しかし、これらの土地は価格が比較的安価であることが多いため、予算に合わせて賢く選ぶことができます。

 

土地の方角


次に、方角の影響です。日本では、一般的に南向きの土地が好まれます。これは、日照条件が良く、明るく暖かい居住空間を確保しやすいからです。

南向きの土地は、北向きの土地と比較して5%から10%程度価格が高くなると言われています。

特に、南東向きの角地は、朝から昼過ぎまで日が当たり、日照時間が長いため、最も価値が高いとされています。

しかし、方角による価格差は、土地の位置や周辺環境によっても変動します。

例えば、南向きでも前面に高い建物がある場合、日照条件が悪化し、価値が下がることがあります。

また、北向きでも、高台に位置するなどの特別な条件があれば、価格が上がることもあります。

 

土地選びの進め方


土地選びでは、方角だけでなく、地盤の状態や周辺のインフラ、将来の開発計画など、多くの要素を考慮する必要があります。

例えば、地盤が軟弱であれば、地盤改良工事が必要となり、コストが増加します。また、建築基準法による北側斜線制限や隣地斜線制限など、建物の高さや屋根の傾斜に影響を与える規制もチェックする必要があります。

最終的に、土地選びは個々のライフスタイルや予算、将来の計画に合わせて行うべきです。

価格だけでなく、住み心地やメンテナンスのしやすさ、地域コミュニティとの関わりなど、長期的な視点で考えることが大切です。

土地選びは、単なるコストの問題ではなく、あなたと家族の未来を形作る重要な決断です。慎重に、そして賢く選びましょう。
有限会社ティーエムライフデザイン総合研究所

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