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2024年05月03日

建築する場所で家づくりの費用は変わる?

住まいづくり

家づくりの専門誌には実際にかかった予算が出ていたりします。

手が届きそうな金額に心躍ることもあります。

実際に家づくりを進めていくと地域によって費用の差はあるのでしょうか?

 



 

 

建築地域の差について


家を建てる際、地域によって費用が大きく変わることは、多くの家づくり計画において知っておくべきことです。

日本国内でも、都市部と地方では土地の価格、人件費、物流費などが異なり、これらが建築費用に直接影響を与えます。

例えば、東京都内で一戸建てを建てる場合、平均的な費用は1億円近くになりますが、地方で同じような家を建てる場合、平均的な費用は約4,000万円となります。

費用の一番の差は土地価格が異なるため、同じ規模の家を建てる場合でも、費用には大きな差が出るのです。

また建築会社の営業活動範囲外ですと人件費が大幅に発生しますので断られるケースもあります。

特に北海道や沖縄、離島の場合は人件費が想像以上にかかることも予想されます。

人件費はすべて住宅費に含まれてきますので気を付けて打ち合わせしておきたいですね。

 

建築費と諸費用の確認


また、建築費用は「建築工事費」と「諸費用」に分けられます。

建築工事費には、本体工事費用、別途工事費用、設計料などが含まれ、諸費用には、申請費用、登記関連費用、税金、ローン関係費用などが含まれます。

これらの費用も地域によって異なり、特に登記関連費用や税金は、地域の条例や規定によって変動することがあります。

さらに、工法による費用の違いも無視できません。

木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造といった異なる工法は、それぞれコストが異なります。

一般的には木造が最も安価で、次いで鉄骨造、鉄筋コンクリート造が最も高価です。

また寒冷地域はより費用がかかります。例えば断熱材は同じメーカーでもより良いものを標準仕様とすることもありその分費用が高くなります。

 

まとめ


家づくりを検討する際には、これらの地域差や工法による費用差を考慮に入れ、予算計画を立てることが重要です。

また、自己資金に関しては、個人的意見ですが諸費用分あれば良いと考えております。

もちろんきちんと預貯金があることが前提です。

最終的に、家づくりの計画を進めるにあたっては、希望する地域の建築費用の相場を把握し、自分の予算に合わせた最適な選択をすることが求められます。

複数のハウスメーカーなどから話を聞いてご自身で相場観をつかむことが一番大事かもしれません。

家づくりは、単に家を建てるだけではなく、将来の生活を豊かにするための投資です。

地域の特徴を理解した上できちんと予算計画を立てて、理想の家づくりを実現させましょう。
有限会社ティーエムライフデザイン総合研究所

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