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ティーエムライフデザイン
総合研究所

今回は最近話題のポイント投資について具体例を踏まえてご案内したいと思います。

ポイント投資とは、クレジットカードや電子マネーなどで貯めたポイントを使って、株式や仮想通貨などの投資商品に投資することです。

 



 

メリットとデメリット

ポイント投資のメリットは、現金を使わずに投資ができること、ポイントの有効期限を気にしなくてよいこと、ポイントの価値が上昇する可能性があることなどです。

ポイント投資のデメリットは、ポイントの価値が下落するリスクがあること、ポイントの換金性が低いこと、ポイント投資にかかる手数料が高いことなどです。

では、具体的なポイント投資の方法を見てみましょう。

例えば、楽天カードで貯めた楽天ポイントを使って、楽天証券で株式やETFなどに投資することができます。

楽天カードで1万円分の買い物をすると、100ポイントが貯まります。

この100ポイントを楽天証券に移動して、株式やETFに投資することができます。

ただし、楽天証券では、1回の取引につき1000ポイント以上必要です。

つまり、1万円分の買い物で得た100ポイントを使って株式やETFに投資する場合、手数料もかかる為実際に投資できる金額は50ポイント分（約50円分）しかありません。

このように、ポイント投資では手数料が高くなる傾向があります。

もう一つの例として、LINE Payで貯めたLINEポイントを使って、LINE証券で仮想通貨に投資することができます。

LINE Payで1万円分の買い物をすると、10ポイントが貯まります。この10ポイントをLINE証券に移動して、仮想通貨に投資することができます。

ただし、LINE証券では、1回の取引につき1000円以上必要です。

また、取引手数料は取引金額の2%かかります。つまり、1万円分の買い物で得た10ポイントを使って仮想通貨に投資する場合、実際に投資できる金額は10円分しかありません。

このように、ポイント投資では換金性が低くなる傾向があります。

以上のように、ポイント投資は現金を使わずに投資ができるという魅力がありますが、手数料や換金性などのデメリットもあります。

 

ポイント投資のリスク

今一度ポイント投資のリスクを以下の3つにまとめました。

- ポイントの価値が下落するリスク
- ポイントの換金性が低いリスク
- ポイント投資にかかる手数料が高いリスク

まず、ポイントの価値が下落するリスクとは、ポイントを投資商品に交換した後、その商品の価格が下がることで、ポイントの価値が減少することです。

例えば、楽天ポイントを株式に交換した後、株価が暴落した場合、楽天ポイントの価値も暴落します。

このように、ポイント投資では市場の変動によってポイントの価値が大きく変わる可能性があります。

次に、ポイントの換金性が低いリスクとは、ポイントを現金に戻すことができないか、または戻すのに時間や手間がかかることです。

例えば、LINEポイントを仮想通貨に交換した後、仮想通貨を現金に売却することができないか、または売却するのに高い手数料や長い時間がかかる場合、LINEポイントの換金性は低いと言えます。

このように、ポイント投資では現金化する際に困難や不利益に遭う可能性があります。

最後に、ポイント投資にかかる手数料が高いリスクとは、ポイントを投資商品に交換する際や取引する際に発生する手数料が高いことです。

例えば、楽天証券では、1回の取引につき1000ポイント以上必要であり、取引手数料は1000ポイントにつき50ポイントかかります。

つまり、1万円分の買い物で得た100ポイントを使って株式やETFに投資する場合、実際に投資できる金額は50ポイント分（約50円分）しかありません。

このように、ポイント投資では手数料が高くて利益率が低くなる可能性があります。

 

まとめ

以上のように、ポイント投資は現金を使わずに投資ができるという魅力がありますが、価値の下落や換金性の低さや手数料の高さなどのリスクもあります。

したがって、ポイント投資はあくまでもお小遣い程度の金額で楽しむ程度にしておくべきです。

また、ポイント投資をする場合は、自分の使っているサービスやアプリの規約や手数料などをよく確認しておく必要があります。

最後に、ポイント投資はあくまでも投資ですから、元本割れのリスクもあります。自己責任で慎重に行ってください。