有限会社
ティーエムライフデザイン
総合研究所

今回は、住宅購入を検討中の方向けに予算内で購入するポイントをお伝えしたいと思います。

住宅購入は人生の大きな買い物です。そのため、予算をしっかりと立てることが重要です。予算を立てる際には、以下の3つのポイントに注意しましょう。

 



 

1. 自己資金の確保

住宅購入には、頭金や諸費用など自己資金が必要です。

一般的には、自己資金はできるだけ多く確保することが望ましいです。なぜなら、自己資金が多ければ、借入金額や返済期間を減らすことができるからです。

自己資金を増やす方法としては、状況にもよりますが、貯蓄や投資、退職金や援助などを活用することがあります。

例えば、月々5万円を貯蓄すると、5年で300万円になります。また、年間100万円を投資すると、5年で数十万円の利益が得られる可能性があります（※投資はリスクが伴います）。

これらの方法で自己資金を増やすことで、予算内で住宅購入ができる可能性が高まります。

 

2. 住宅ローンの選択

住宅購入する時に、ほとんどの場合住宅ローンを利用します。

住宅ローンは、金利や返済方法などによって様々な種類があります。その中から、自分に合ったものを選ぶことが大切です。住宅ローンの選択には、以下の2つのポイントに注意しましょう。

- 金利の種類

住宅ローンの金利には、固定金利と変動金利があります。

固定金利は、借入時に決めた金利が一定期間変わらないものです。変動金利は、市場の金利に応じて上下するものです。固定金利は安心感がありますが、金利が高めに設定されることが多いです。

変動金利はリスクがありますが、金利が低めに設定されることが多いです。どちらを選ぶかは、自分の返済能力やリスク許容度によって決めましょう。

一般的には変動金利で組むと月々の返済額は固定金利で組むより低くなります。

- 返済方法の種類

住宅ローンの返済方法には、元利均等返済と元金均等返済があります。

元利均等返済は、毎月同じ額を返済するものです。元金均等返済は、毎月元本（借入金）を同じ額だけ減らすものです。元利均等返済は初期の返済額が少なくて済みますが、総支払額が多くなります。

元金均等返済は初期の返済額が多くなりますが、総支払額が少なくなります。どちらを選ぶかは、自分の収入や支出によって決めましょう。

 

3. 住宅の価値の見極め

住宅購入には、土地と建物の価値を見極めることが必要です。

住宅の価値は、立地や建物性能等によって大きく変わります。予算内に収まるかどうかを見極めるには、以下の2つのポイントに注意しましょう。

- 立地の選択

住宅の立地は、交通や生活の利便性だけでなく、将来の売却価格にも影響します。

一般的に、駅や商業施設に近いほど、立地が良く価格も高くなります。また、周辺環境や景観も重要です。例えば、公園や川などの自然があると、住環境が良くなります。

しかし、工場や高速道路などの騒音や臭気があると、住環境が悪くなります。これらの要素を考慮して、自分にとって最適な立地を選びましょう。

- 建物の選択

住宅の建物は、構造や設備などによって価値や価格が大きく変わります。

構造については、耐震性や断熱性などが重要です。耐震性は地震に対する安全性を表し、断熱性は冷暖房効果を表します。これらは住み心地や光熱費に影響します。

設備については、キッチンやバスルームなどの水回りが重要です。水回りは清潔さや快適さに影響します。また、収納スペースやバルコニーなどの付帯設備も重要です。これらは生活空間や機能性に影響します。

これらの要素を考慮して、自分にとって最適な建物を選びましょう。

 

まとめ

予算内で住宅購入するポイントを金銭的な視点と物件的な視点からお伝えしました。

住宅購入は一生に一度の大きな決断です。そのため、慎重に計画し、自分に合った住宅を見つけることが大切です。

何よりも物件購入に関して何を優先させるのかきちんと決めておきましょう。

もし、住宅購入に関するご相談がありましたら、お気軽に私までご連絡ください。フィナンシャルプランナーとして、全力でサポートさせていただきます。