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2023年08月24日

パート収入の考え方

家計

先日パート収入を幾らにしたら良いか相談を受けました。

稼げるだけ稼ぎましょうと言いたい気持ちもありますが、私なりに以下のような回答をしました。

 



 

目的と必要性


まず、パート収入の目的と必要性を明確にすることが大切です。

パート収入は、生活費や貯金に充てるものなのか、趣味や贅沢に使うものなのか、将来の夢や目標に向けて貯めるものなのか、などです。

それぞれの場合によって、パート収入の必要額や目標額は異なります。

 

時間と労力


次に、パート収入を得るためにどれだけの時間や労力を割くことができるか、また割くことが望ましいかを考えることが必要です。

パート収入は、本業や家事や育児などと両立させる必要があります。そのため、パート収入を得ることで、本業や家庭生活に支障が出ないか、自分の健康や精神状態に影響が出ないか、などを慎重に判断することが重要です。

特に60歳以降も働くことを考えた場合、体力的にきつくないかどうかも検討すべきポイントです。

 

内容と場所


また、パート収入を得る方法や場所も選択肢が多くあります。

自分のスキルや経験や興味に合ったものを選ぶことで、パート収入を得ることが楽しくなりますし、効率的に稼ぐことができます。

逆に、自分に合わないものを選ぶと、パート収入を得ることが苦痛になりますし、時間や労力の無駄になります。

場所に関しても、徒歩や自転車で行ける範囲なのか電車や自動車で行くほどの距離なのかも重要です。

そのため、パート収入を得る方法や場所は、自分の能力や性格やライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。

 

収入と税金、社会保険料


収入が増えると嬉しいものですが、上昇分に応じて控除されるものがあります。

収入の主な分岐点は以下の通りです。

・100万円の壁 収入に住民税がかかりはじめる

・103万円の壁 収入に所得税がかかりはじめる

・106万円の壁 社会保険に加入させられる(パート先の規模による)

・130万円の壁 配偶者の社会保険の扶養から外れる

・150万円の壁 配偶者の配偶者控除が減り始める

収入がわずかに超えただけで実際の手取りは大きく変わってきます。

特に上記の壁を少し超えたくらいの収入ですと大きく損をした気分になるかもしれません。

どれくらいの収入を目指すのかもとても重要です。

 

まとめ


以上のように、パート収入はこうあるべきだとは一概には言えません。

個人の状況や目的や希望に応じて変わります。そのため、パート収入を得ることのメリットとデメリットをしっかりと把握し、自分に最適なバランスを見つけることが重要です。

 
有限会社ティーエムライフデザイン総合研究所

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