有限会社
ティーエムライフデザイン
総合研究所

住宅購入を検討している方は多いと思います。

金利や住宅価格が高騰している現状では、購入時期を遅らせたほうが良いのかどうか迷うかもしれません。

しかし、今建てるメリットとデメリットをしっかりと把握すれば、不安も少なく正しい判断ができるでしょう。

 



 

今建てるメリット

まず、今建てるメリットについて見ていきましょう。

一つ目は、建築基準法の改正による耐震性の向上です。

2020年6月から施行された新しい建築基準法では、従来の基準よりも更に厳しい性能を求められます。これにより、昔のような違法建築や欠陥住宅に遭遇する可能性は低くなり、安心して暮らせるようになります。

二つ目は、エコ住宅の普及による省エネ効果です。

最近では、太陽光発電や蓄電池などの再生可能エネルギーを活用した住宅が増えています。これらの住宅は、電気代やガス代を節約できるだけでなく、CO2排出量を減らして環境にも優しいです。

三つ目は、住宅ローン控除の利用です。

住宅ローン控除とは、住宅ローンの借り入れ残高の0.7％分を所得税から還付したり住民税を減らす制度です。この制度を利用すれば、最長13年間の控除が受けられます。内容を変えて昔から続いている制度ですが、いつ終わってもおかしくないでしょう。

四つ目は、価格を抑えて購入できることです。

すでに価格高騰中ですが、もしかしたら今後更なる価格高騰が考えられます。一部のハウスメーカーでは毎月のように価格の見直しが行われているようです。早めに契約を済ませて価格を抑えることも検討しましょう。

 

今建てるデメリット

次に、今建てるデメリットについて見ていきましょう。

一つ目は、金利や住宅価格の高騰です。

コロナ禍による経済状況の悪化や資材不足などの影響で、金利や住宅価格は上昇傾向にあります。これは、住宅購入にかかる費用が増えるということです。特に、都市部では土地価格が高くなっており、予算内で希望する立地や広さの物件を見つけるのが難しくなっています。

二つ目は、建築工期の長期化です。

先ほど述べたように、資材不足や人手不足などの問題がまだまだ発生しており、建築工事に時間がかかっています。これは、完成までの期間が長くなり、引っ越しや仮住まいなどのスケジュールが大幅に変わってきます。

三つ目は、社会情勢の不透明さです。

コロナは収束してきましたが、また新しい何かが発生するかもしれません。つまり再び働き方や生活環境が変わる可能性があるということです。例えば、在宅勤務が増えれば、住宅の間取りや設備に変更が必要になるかもしれません。また、収入が減少すれば、住宅ローンの返済にも影響します。

 

まとめ

以上のように、今建てるメリットとデメリットはそれぞれあります。どちらが重要かは、個人の状況や価値観によって異なります。

しかし、どちらにせよ、住宅購入は一生に一度の大きな決断です。よく考えて、後悔しない選択をしましょう。