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2023年06月02日

新築住宅に太陽光発電を設置したほうが良い?

住まいづくり

6月に入り再び電気料金値上げのニュースがあちこちで取り上げられました。

実際に新築住宅に太陽光発電を設置するケースが増えましたが、設置するメリットとデメリットが知りたいという方は多いでしょう。

太陽光発電は、太陽の光を電気に変換する環境にやさしいエネルギーです。しかし、太陽光発電にはメリットだけでなく、デメリットもあります。

このコラムでは、新築住宅に太陽光発電を設置する場合のメリットとデメリットについて解説します。

 



 

メリットは?


まず、メリットについて見ていきましょう。

新築住宅に太陽光発電を設置するメリットは、以下のようになります。

・電気代の節約

太陽光発電で自家発電した分だけ、電力会社からの電気代が減ります。

また、余剰な電力を電力会社に売ることで、収入を得ることもできます。これらの効果により、太陽光発電の初期投資費用を回収することが可能です。

・環境貢献

太陽光発電は、化石燃料を使わずにクリーンなエネルギーを生み出します。そのため、二酸化炭素の排出量を減らし、地球温暖化の防止に貢献します。

また、自然災害などで停電になった場合でも、自家発電ができるため、安心感があります。

・ 住宅価値の向上

太陽光発電は、住宅の付加価値となります。

将来的に住宅を売却する場合でも、太陽光発電があることで、高値で売れる可能性が高まります。

また、太陽光発電は、住宅性能評価制度や省エネルギー住宅ポイント制度などの補助金や減税の対象となることもあります。

 

デメリットは?


次に、デメリットについて見ていきましょう。

新築住宅に太陽光発電を設置するデメリットは、以下のようになります。

・初期投資費用の高さ

太陽光発電システムは、一般的に数百万円から数千万円程度の費用がかかります。

この費用は、住宅ローンや建築費用に上乗せされることが多く、家計への負担が大きくなります。

また、太陽光パネルやインバーターなどの機器は、定期的な点検やメンテナンスが必要であり、その費用も考慮しなければなりません。

・ 発電量の不安定さ

太陽光発電は、天候や季節によって発電量が大きく変動します。

特に冬場や曇りの日は、発電量が低下し、自家消費分だけでなく売電分も減少します。そのため、一定の収入を見込むことができません。また、屋根の形状や方位によっても発電効率が異なります。

・ 火災や落雷の危険性

太陽光パネルは高温になることがあります。

そのため、火災や落雷の際には感電や爆発の危険性があります。特に木造住宅では注意が必要です。また、火災時には消火活動が困難になることもあります。

 

まとめ


以上が新築住宅に太陽光発電を設置する場合のメリットとデメリットです。

太陽光発電は長期的な視点で考える必要があります。設置する機器によって維持費も異なるケースも。

きちんと建築会社に相談して自分のライフスタイルや予算に合わせて検討してみてください。
有限会社ティーエムライフデザイン総合研究所

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