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2023年05月29日

親と同居する時に気をつけること

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家づくりの打ち合わせをしていますと、2世帯住宅を検討しているケースに遭遇します。

これから親世帯と子世帯が同居する生活が始まる前に、どのようなことに気をつけたほうが良いのでしょうか?

 



 

ポイント1:コミュニケーションを大切にする


同居する前に幾つかルールを決めておくと良いでしょう。

何事も最初が肝心です。きちんとコミュニケーションを取り、お互いの意見を尊重できることがとても重要です。

よく双方の悪口を聞かされることも多いので、是非ともコミュニケーション不足にならないように気をつけましょう。

 

ポイント2:プライバシーを尊重する


お互いの世帯のプライバシーを尊重することが重要です。

生活スタイルが異なるはずですし、時間の使い方もバラバラのはずです。

親世帯は朝から活動することが多く、子世帯は夜遅くまで起きていることが多いです。

生活音や生活振動が気になると落ち着かなくなります。

相手世帯の生活スタイルを受け入れることでストレスを減らせるでしょう。

 

ポイント3:役割分担を決めておく


同居前に家事分担や支出分担を決めておきましょう。

日々の買い物や家事をどうするのか、掃除やゴミ出しなど些細な事かもしれませんが先にきちんと決めておきましょう。

また光熱費の支払いをどうするかも先に決めておいたほうが良いでしょう。

親世帯がどうしても光熱費を多く使用しがちです。割合を決めておけばすっきりします。

 

ポイント4:将来の介護への対応


将来、介護が必要になるかもしれません。

子世帯が親の面倒を見るのか、施設に預けるのかで生活状況は変わってきます。

子世帯が金銭面で負担が出たり、介護に追われ仕事を辞めてしまうことも。

先のことかもしれませんが、不安なく暮らすためにも先に決めておきたいです。

 

ポイント5:家の間取り


2世帯住宅の場合、先々のことまで考えて設計することがあります。

「完全同居型」なのか「完全分離型」なのか「一部同居型」なのか・・・

どちらかの居住スペースが空いた時に賃貸に出すことを考えますと「完全分離型」が良いかもしれません。

ただし建築コストが一番高くなりますので、きちんと将来設計を組み立ててから建築していきましょう。

 

まとめ


過去にお会いした二世帯住宅にお住いのお客様の中には途中で親子間でバラバラになって出ていったケースもあります。

元々は他人です。

自分の考えを押し通すだけではなく、お互い思いやる心を持ち続けられることを願いたいです。

 
有限会社ティーエムライフデザイン総合研究所

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