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2022年09月16日

住宅購入予算の決め方は?

住まいづくり

住宅を買うぞ!っと思った時に幾らくらいの金額が妥当なのかピンとくる人は少ないです。

職場の同僚や先輩の購入予算を聞いて何となくこれくらいなのかなと決める人もいます。

実際にはどうやって決めるのが良いのでしょうか?

 



 

【予算の決め方】

「頭金」+「ご援助」+「毎月返済できる金額から計算した借入金額」になります。

シンプルな考え方ですが、意外と無計画な方多いです。

 

まず「頭金」ですが、住宅購入で先に出しても手元に200~300万円位は残してください。

全部出しちゃうと何かあった時に金欠になります。

住宅ローンを組む方が殆どですが、金融機関としては住宅予算の2~3割を頭金で用意出来る方は優良な顧客と認識します。

住宅ローン金利を優遇してくれたり、後々営業をかけられたり・・・

 

次に「ご援助」を把握しておくことです。

住宅購入時に非課税制度があります。

通常110万円以上贈与を受けると贈与税を支払う可能性がありますが、住宅購入時に父母もしくは祖父母から資金贈与を受けても一定の金額までは非課税になります。

今年12月までの贈与ですと、1,000万円もしくは500万円まで非課税となります。

住宅の性能により非課税金額の上限が異なります。

気を付けることは住宅完成までにきちんと援助を受けることです。

住宅完成後の贈与は非課税にはならない可能性が高いので注意が必要です。

 

そして、「毎月返済できる金額から計算した借入金額」の設定が一番ややこしく判断がつきにくいのです。

住宅購入者向けの本を見ても考え方は千差万別です。

毎月8万円や10万円が返済できる!と思っも、何歳まで返済する前提で考えるのかにより借入金額は変わってきます。

一般的にはローン期間35年で組む方がほとんどです。

ならば35年ローンで返済出来る月々の返済額で設定しても良いのかもしれませんが、40代以降の方は年金生活中にローン返済がしばらく続くわけですから老後の返済リスクがどの程度あるのか把握しておきたいです。

一番堅実なのは60歳もしくは65歳までの返済期間で返済可能な月々返済額でローンを決めることです。

ただ現実的にはかなり予算が厳しくなることも。

簡易的には年収の5倍の住宅ローン借り入れは安全だとか8倍まで金融機関は貸してくれるとか様々な話が飛び交ってますが、同じご年収でも生活スタイルはバラバラですからあまり適正な金額とは言えませんね。

また「家賃並みの住宅ローン返済額」という言葉をたまに見ますが、これも怪しいです。

家賃並みとは言ってもその金額が適正である根拠にはならないです。

 

【まとめ】

住宅予算を決める上では、頭金とご援助金額を把握した上で、住宅ローン完済年齢まで無理なく返済が出来てきちんと貯蓄が底をつかないような計画を立ててから家づくりを進めましょう。

 

 

 

 

 

 
有限会社ティーエムライフデザイン総合研究所

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