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2022年09月05日

住宅購入の頭金はどのくらい必要か?

住まいづくり

家づくりに欠かせない頭金ですが、実際どのくらい必要なのでしょうか?

住宅広告を見ると、「頭金ゼロでも大丈夫!」とか「家賃並みの住宅ローン支払い!」など購買意欲が高まるキーワードもあり頭金ゼロで購入に踏み切る方もいらっしゃいます。



【頭金2割の根拠】

何故か昔から言われている頭金2割伝説。

住宅予算に関係なく言われてきました。

昔はローン金利もかなり高い時期もあったので、「頭金を貯められないのに家づくりは不可能だ」という発想から来たのかなと思います。

実際に日々打ち合わせているお客様で頭金2割以上出す方は1割以下です。

 

【実際に頭金ゼロで住宅購入可能なのか?】

結論から申し上げますと、頭金ゼロでも購入可能です。

しかし、物件が限定されたり住宅ローンが限定されます。

新築マンションや新築建物、建売住宅ですと、頭金を抑えた家づくりは可能になります。

実質数万円の頭金で購入出来たりします。

ちょっと怖いですが・・・

しかし中古マンションや中古戸建住宅の購入、新築用の土地を購入する場合では、仲介手数料が必要になり現金を用意する必要があります。

通常物件価格の3%が手数料になりますので、まとまった現金が必要になってきます。

もしその現金を用意できない場合は「諸費用ローン」として住宅ローンとセットで貸し出すケースが増えてきました。

ただし、住宅ローン金利が1%以下で借りることが出来ても諸費用ローンは2%以上の金利負担になることも。

きちんとローンの詳細を確認したほうが良いですね。

 

【貯蓄時間は待てない】

頭金は無いよりあるほうが月々のローン返済額は少なくなりますし、住宅ローン金利が下がる事もあります。

頭金を何年も貯めてる間に状況は刻一刻と変化していきます。

賃貸に住んでいる方の「家賃の支払い」

社会情勢の影響による「物件価格の上昇」

社会情勢の影響による「優遇税制や補助金制度の終了や縮小」

社会情勢の影響による「住宅ローン金利の上昇」

タイミングによる「希望物件、希望の土地がゼロ」

家族環境による「住宅ローンの借入額の減額」

住宅購入者の健康不安による「団体信用生命保険加入不可」

今の時代は時期を遅らせて家づくりをスタートするのではなく、気になる物件があれば早めに決断して早期購入を進めるべきだと思っております。

 

【まとめ】

個人的な意見としては、最低でも諸費用分くらいの現金は用意して欲しいと思っています。

通常ですと100~200万円位が目安かなと思います。

良い物件と良い担当者を見つけて楽しい家づくりを進めてください。

 

 

 

 

 

 

 

 
有限会社ティーエムライフデザイン総合研究所

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