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2021年10月25日

もう一度言います

住まいづくり

先日もコメントしましたが、もう一度お伝えします。

 

10月に入り、住宅購入検討者はホントに覚悟がいるかもしれません。

春頃に「ウッドショック」と言われた木材不足による価格高騰のニュースを見た人も多いと思います。

終息かなと思いましたが、10月に入っても落ち着くことなく状況は更に悪化してきました。



【現状】

価格が高騰してる項目

木材、鋼材、銅線等の素材

壁紙、床材、ドア等の設備

人件費

住宅に関しては価格が下がる理由は見つかりません。それどころか一部の会社では契約後に金額が上昇する話を一方的に言われたという話も出てきました。価格上昇がいつまで続くのかまだ見通しが全くつかない状況です。

各会社の担当営業者とから色々聞いてる話ですと、30坪前後の戸建て住宅でこの1年くらいで100万円程度価格が上昇した会社もあるようです。今後の価格上昇も待った無しでしょうね。

更に、状況を悪化させているのが、材料や設備の納品が遅れていることです。住宅の建材や設備の多くを外国からの輸入に依存してますので、世界中で船が足りない影響でモノが届かないようです。先日聞いた話では、とある会社のキッチンの一部や便器が届かないと嘆いていました。住宅は全ての設備がと問わないとお引き渡し出来ませんので完成時期が延びている話はよく聞きます。1~2か月の延期は普通だそうです。

新築を諦めて中古住宅を検討する話もよく聞きますが、リフォームやリノベーションを検討している場合、完成時期は確認してください。結局新しい建材を使うわけですから、新築住宅と同様に完成時期は延びるケースが増えてるようです。

【対策】

住宅完成時期までのスケジュールは少しゆとりを持ってください。

工法により建築期間は異なりますが、標準的な期間よりも3ヶ月程度は余裕を見るべきでしょう。

賃貸住宅に住んでいる方は、退去の時期が数ヶ月延びるゆとりを持って欲しいです。

住まいの売却が絡む方は売却のタイミングと新居完成のタイミングがスケジュール通りに進んでいるか状況把握は必要です。場合によっては売却時に新居が完成しておらず仮住まいする悲劇を味わうかもしれません。

天候にも左右されがちな住まいづくりです。まだまだ価格高騰に楽観的な方が多いのが残念です。余計なお金を出したいのかな?と思うこともよくあります。注文住宅は在庫処分の考え方はありませんので価格は上昇するしかないのです。

常に早めに準備しながら計画を進めて行きましょう。

 

 

 

 

 
有限会社ティーエムライフデザイン総合研究所

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